○EU首脳は3月21日のサミットで英国のEU離脱問題を協議し、6月末までの期日延長を求める英国の要請を拒否した一方で、4月12日まで離脱に猶予を与えた。

〇ノーディールを回避したいなら、英国が取り得る選択肢は①協定案の受入か②再延期の要請の2つ。英下院が協定案の受入を拒否し続けるなら、残された選択肢は消去法的に再延期の要請になる。

〇仮に離脱期限が延長されたとしても、その期間内に北アイルランドの国境問題が合意に達する見通しは立たない。国民投票の再実施や離脱の意思撤回が視野に入る中で、引き続き不透明な情勢が続く。・・・（続きは全文紹介をご覧ください。）