ECBは9月理事会で0.75%の大幅利上げを実施~最大のリスク要因は天然ガス価格

2022/09/12 土田 陽介
調査レポート
海外マクロ経済
  • 欧州中央銀行(ECB)は9月8日に定例の政策理事会を開催し、3つある政策金利をそれぞれ0.75%ずつ引き上げた。
  • ユーロ圏では、家計のインフレ期待がピークアウトしたことで、10~12月期以降のインフレの鈍化が見込まれるものの、そのカギを握るのはエネルギー、特に天然ガスの価格動向となる。
  • 天然ガスの価格動向次第では、ECBはインフレを抑え込むために大幅な追加利上げを行わざるを得ず、景気に急ブレーキがかかるだろう。

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