景気ウォッチャー調査(東海地区:2018年10月) ~ 現状判断DIは3ヶ月ぶりに低下 ~

2018/11/08 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済
○11月8日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の10月の

現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.2ポイント低下の49.3と3ヶ月ぶりに低下した。
先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.4ポイント低下の50.0と2ヶ月連続で低下した。

○当社では、東海地区の景気ウォッチャーの見方を

足踏み状態となっている。先行きについては、季節の移り変わりによる改善や、受注の好調が続くことへの期待が見られる一方、米中貿易戦争による外需への悪影響やコスト上昇による収益圧迫が懸念されている。

とまとめ、基調判断を下方修正した。
(前月のまとめ)
「持ち直しの動きが見られる。先行きについては、季節の移り変わりによる改善や、受注の好調が続くことへの期待が見られる一方、米中貿易戦争による外需への悪影響やコスト上昇による収益圧迫が懸念されている。」

○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方を

緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、コストの上昇、通商問題の動向等に対する懸念もある一方、年末商戦等への期待がみられる。

とまとめ、基調判断を据え置いた。
(前月のまとめ)
「緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、コストの上昇、通商問題の動向等に対する懸念もある一方、災害からの復旧等への期待がみられる。」

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