景気ウォッチャー調査(東海地区:2022年1月)~コロナ感染拡大、まん延防止重点措置の適用により現状判断は大幅に悪化~

2022/02/08 塚田 裕昭
景気ウォッチャー調査(東海)
国内マクロ経済

○2月8日に内閣府が公表した「景気ウォッチャー調査」によると、東海地区の1月1

現状判断DI(季節調整値)は、前月差-19.2ポイントの38.3と5ヶ月ぶりに大幅に低下した。
先行き判断DI(季節調整値)は、前月差-3.2ポイントの44.9と4ヶ月連続で低下した。

 

現状判断DI、先行き判断DI(東海/全国)

 

○当社では、東海地区の景気ウォッチャーの見方を

新型コロナウイルスの感染が拡大し、まん延防止重点措置が適用される中で景況感は悪化している。先行きについては、コロナ感染拡大や原材料価格上昇によるコスト増への懸念がみられる。

とまとめた。

(前月のまとめ)
「調査時点では、新型コロナウイルス感染者数の落ち着きにより景気は持ち直している。先行きについては、変異株の感染拡大への懸念が高まっている。」

 

○内閣府では、全国調査での景気ウォッチャーの見方を

景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、持ち直しに弱さがみられる。先行きについては、持ち直しへの期待がある一方、コスト上昇等や内外の感染症の動向に対する懸念がみられる。

とまとめている。

(前月のまとめ)
「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、持ち直している。先行きについては、持ち直しが続くとみているものの、コスト上昇等や変異株をはじめ内外の感染症の動向に対する懸念がみられる。」


1調査期間は毎月25 日~月末

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