欧州議会が対ハンガリー制裁案を採択~政情悪化を受けて意識される通貨不安リスク

2018/09/19 土田 陽介
調査レポート
海外マクロ経済

○欧州議会は9月12日にストラスブールで開かれた本会議において、EUの基本的価値を侵害するハンガリーに対して制裁手続きに入るよう、加盟国の首長らで構成される欧州理事会に求める決議を採択した。

○オルバン政権は、今般の決定により、欧州各国の中道右派勢力との関係を見直さざるを得ない。表向きにはポーランドの与党「法と正義(PiS)」と同様に、民族主義政党としての性格を強めるだろう。

○こうした中で警戒されることは、ハンガリーが通貨不安に陥る恐れである。その場合、その波が隣国ポーランドへの伝わることをはじめとして、周辺諸国に金融不安の圧力が及ぶ可能性がある。

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