2002年11月28日

ポスト万博・空港

―愛知経済の課題―


○現在、愛知県で準備が進められている中部国際空港と2005年日本国際博覧会(「愛・地球博」)は、愛知の存在を内外にアピールしていくうえで、大きな役割を担っている。また、二大プロジェクトに伴う直接需要が地元経済を活性化するものと期待される。

○00年度から04年度においては、インフラ整備により約2兆円の需要が創出され、愛知のGDPを1兆4千億円押し上げると見込まれる。また、05年度には、航空輸送需要の増加や「愛・地球博」来場客により、約4千億円の需要が生み出され、愛知のGDPは1,700億円押し上げられると試算される。

○06年度以降には、空港近接部への企業進出に伴う建設投資と、新たに生み出される企業活動が愛知経済の押し上げ要因となる。建設投資に伴うGDP押し上げ効果は総額2,700億円、空港近接部がフルに活用された場合の生産額は年間1,300億円に達すると見込まれる。

○ポスト万博・空港を見据えて、二大プロジェクトを成功させるとともに、積極的に企業誘致を進めていく必要がある。将来に対する危機感を産官学で共有するとともに、補助金等の活用や、進出希望企業にとって魅力ある構造改革特区の実現、二大プロジェクトの成果を生かした内外に対するPR活動等に地域が一体となって取り組んでいくことが求められる。

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