〜前年比1.8%増。2006年夏に続き、増勢が加速〜
1.2006年夏のボーナスの1人あたり平均支給額は、前年比1.3%増加し、41万6,054円となった。04年冬のボーナス以降、4期連続の前年比増加となっている。増勢をみると、05年夏、05年冬と鈍化が続いていたが、06年夏には、鈍化に歯止めがかかり、小幅ながら伸びが高まった。内訳をみると、事業所規模30人以上の企業の増加ペースが大幅に加速している。業種別には、減少が続いてきた卸売・小売業や情報通信業などが、増加に転じ、全体の伸び率を押し上げている。
2.2006年冬のボーナスは、前年比1.8%増と、増勢加速が見込まれる。05年度下期に低下した企業の増益率が再び高まっているほか、雇用情勢の改善が続くなど、ボーナスの増加を支える要因が増えているためだ。民間企業(パートタイムを含む)の1人あたり平均支給額は、44万1,000円となり、06年夏に続き、伸び率が高まると予想される。
3.雇用者数の増加に加え、支給労働者割合の上昇も見込まれ、支給労働者数は、前年比2.3%増加し、3,841万人となると予想される。この結果、冬のボーナス支給総額は、16.9兆円(前年比4.1%)となり、増加ペースを速めよう(05年冬は同3.2%増)。賃上げ率の上昇に加え、ボーナスの増勢も加速することにより、家計の所得環境は改善が続き、夏場には、精彩を欠いた個人消費を下支えするだろう。
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