2015(平成27)年度 新入社員意識調査アンケート結果-定着する「ゆとり」意識、理想の上司は「寛容型」-
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2015/05/01
調査部 尾畠 未輝


当社では、毎年3月下旬~4月上旬に新入社員を対象とするセミナーを開催し、その受講者に対してアンケートを実施しています。今年度は、東京、名古屋、大阪にて合計40講座を開催し、1,400名の新入社員が受講しました。本アンケートの集計・分析結果をレポートとしてまとめましたので、ご報告します。


【アンケート調査結果概要】


○理想の上司は「寛容型」。会社に望むのは人間関係の良さ。

今年度の新入社員の多くは “ゆとり世代”の中心層であり、仕事以外の時間を大切にしたいと考える傾向が強い。会社に「私生活に干渉されたくない」と考える人は近年増えている。もっとも、47.6%は「出世したい」と答えており、決して意欲が低いわけではない。


○売り手市場でも就職活動は依然として「大変」。8割近くが”ブラック企業”ではないか気に掛けた。

就職活動は全体的に早期化している。転職市場は活発化しているにもかかわらず、「定年まで同じ会社で働きたい」と考える人が過半数を超える。


○30歳時点での予想年収は平均424万円。最高時点では平均602万円にまで上がると予想。

女性よりも男性の方が、高等学校卒よりも大学・大学院卒の方が、30歳時点の年収および最高年収を高く見込む傾向がある。予想の分布は前年度の調査結果や実績とほぼ同じであり、新入社員は現実的な年収の水準を予想している。


○今の日本は「曇り」。最も問題のある格差は「貧富の格差」。将来の年金には期待薄。

アベノミクスの影響は日本にとって「どちらともいえない」という見方が大半であるが、前年度と比べると「悪くなってきている」と思う人の割合が上がった。10年後の日本は「晴」と「曇り」・「嵐」の二極化が進む。為替レートについては、どちらかと言えば円安よりも円高になる方がよいという答えが多い。


○将来の地方移住には比較的前向き。

およそ4人に1人が、将来、”田舎”のような場所へ「住みたい」と積極的であり、「住んでもよい」と合わせると7割に上る。また、”共働き”については、「絶対に共働きが良い」・「できれば共働きが良い」が46.4%で、「どちらでもよい」の43.0%を上回った。とくに予想最高年収が高い女性は共働きを強く望む傾向がある。結婚相手に望むものは、約半数が「性格・価値観・癒しなど」である。


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