2008/2009年度経済見通し(2008年6月)
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2008/06/12


(2次QE反映後)
~企業収益が悪化しても底堅さを維持する景気~


○6月11日発表の1~3月期のGDP(2次速報)と、最近公表された各種経済指標の動向を踏まえ、「2008/2009年度の経済見通し」(5月20日発表)の見直しを行った。


○1~3月期のGDP2次速報は、実質成長率が前期比+1.0%(同年率+4.0%)と1次速報の同+0.8%(同年率+3.3%)から上方修正され、名目成長率も同+0.5%と1次速報の同+0.4%から上方修正された。GDPデフレーターは前年同期比-1.5%となり、1次速報から下方修正された。


○一方、1~3月期の法人企業統計では企業収益がおよそ6年ぶりに減収減益となり、収益環境の厳しさが浮き彫りになった。設備投資の減速も確認されたが、前回見通しの作成時と比べて景気の見方を大きく変えるものではない。実質成長率見通しは2008年度+1.8%、2009年度+1.6%、名目成長率は2008年度+1.6%、2009年度+2.3%と前回見通しからの修正はない。


○企業の収益環境はかなり厳しくなっており、しばらくは減益が続く可能性が高い。しかし、これまでの企業の財務体質の改善や収益力の向上を背景に、収益の悪化が設備投資や個人消費など景気に与える影響は軽減されるだろう。景気は減速するが、底堅さを維持すると考えられる。


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