2012年冬のボーナス見通し
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2012/11/01
調査部 尾畠 未輝



  1. 2012年夏のボーナスの一人当たり平均支給額は358,368円(前年比-1.4%)と2年連続で減少し、過去最低となった。「製造業」や「建設業」などで減少している一方、「卸売業・小売業」や「生活関連サービス」では増加した。もっとも、支給事業所数割合や支給労働者数割合はともに上昇している。

  2. 2012年冬のボーナスは4年連続で減少し、過去最低水準をさらに更新すると見込まれる。ボーナス算定のベースとなる所定内給与の低迷が続いている上、ボーナスに反映されるであろう2012年度上期の経常利益は製造業を中心に伸び悩んだ可能性が高い。民間企業(パートタイムを含む)の一人当たり平均支給額は366,500円(前年比-1.6%)と予測する。

  3. 景気の先行き不透明感が高まる中、企業は人件費抑制姿勢をさらに強める可能性がある。ボーナスが支給される労働者数は3,843万人(前年比+0.7%)と前年を上回るとみられるものの、一人当たり平均支給額が減少するため、冬のボーナス支給総額は14.1兆円(前年比-1.0%)と減少する見込みである。


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