2013年冬のボーナス見通し
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2013/11/01
調査部 尾畠 未輝


○ 2013年夏のボーナスの一人当たり平均支給額は359,317円(前年比+0.3%)と3年ぶりに増加した。産業別にみると「複合サービス業」や「情報通信業」などで大幅に伸びた。もっとも、「製造業」ではほぼ横ばいにとどまっており、収益環境の厳しさが続く「電気・ガス業」では大きく落ち込んでいる。支給事業所割合は前年と同水準だったものの、支給労働者割合は81.4%(同+0.2%ポイント)と上昇しており、ボーナスの支給は徐々に多くの企業に広がりつつある。


○ 2013年冬のボーナスは5年ぶりに増加に転じると予測する。民間企業(パートタイム労働者を含む)の一人当たり平均支給額は367,500円(前年比+0.5%)と、増加幅は夏のボーナスと比べるとやや拡大するものの小幅にとどまり、リーマン・ショック後に大きく切り下がった水準から十分に回復することはないだろう。産業別では製造業、非製造業とも小幅ながらも増加に転じるとみられる。


○ ボーナスの支給は中小企業にも広がり、支給労働者割合は上昇すると見込まれる。さらに、雇用環境の改善もあって、支給労働者数は3,889万人(前年比+0.7%)へと増加するだろう。一人当たり平均支給額と支給労働者数がともに増加するため、支給総額は14.3兆円(前年比+1.2%)と増加するとみられる。


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