2010年夏のボーナス見通し
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2010/04/01



  1. 2009年冬のボーナスの一人当たり平均支給額は380,258円(前年比-9.3%)と2年ぶりに前年比で減少した。産業別支給状況を見ると、建設業などは増加したが、製造業をはじめ7業種で2桁を超える減少となるなど、全14業種中11業種で減少した。全体としては、2009年夏のボーナスに引き続き、2008年秋以降の企業収益の大幅な落ち込みを反映したものとなった。

  2. 2010年夏のボーナスは、企業収益は前年比では増加に転じたものの、その水準は依然として低く、ボーナス算定のベースとなる所定内給与の減少も続いていることから、4年連続での減少が予想される。民間企業(パートタイムを含む)の一人当たり平均支給額は360,700円(前年比-0.7%)となる見込みである。

  3. ボーナスを支給する事業所数は、大幅に減少した2009年夏と比較すると、企業収益の持ち直しを背景に増加し、支給労働者数は3,582万人と前年を上回る見込みである。この結果、一人当たり平均支給額は減少するものの、支給労働者数は増加するため、夏のボーナス支給総額は12.9兆円(前年比+0.2%)と前年を小幅ながら上回るが、引き続き低水準にとどまる見込みである。


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