2012年10~12月期のGDP(1次速報)予測
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2013/02/01
調査部 小林 真一郎


2月14日に公表予定の2012年10~12月期の実質GDP成長率は、前期比0.0%(年率換算0.0%)となったと見込まれる。月次の経済指標では景気が昨年中に底打ちした可能性が高まっているが、実質GDP成長率でみても、底打ちの可能性をサポートすることになりそうだ。


前期比で横ばいまで持ち直す最大の要因は、家計部門の底堅さである。個人消費は所得情勢が厳しいにもかかわらず、自動車販売の落ち込みが一巡したなどの理由によって前期比プラスに転じたと予想される。また、公共投資を中心に官公需は増加基調を維持している。一方、設備投資、在庫投資といった企業部門は前期比でマイナスに寄与したようだ。円安や株高を背景に企業マインドは持ち直しているものの、その効果が実際の企業活動に反映されるまでにはタイムラグがあると考えられる。また、輸出も底入れしつつあるが、四半期で見ると減少が続いており、外需寄与度はマイナスだったとみられる。


名目GDPは前期比-0.3%(年率換算-1.2%)と3四半期連続で減少したと予想され、GDPデフレーターは前年同期比-0.7%とマイナスが続いたと見込まれる。


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