2017年10~12月期のGDP(1次速報)予測
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2018/01/31
調査部 小林 真一郎


2月14日に内閣府から公表される2017年10~12月期の実質GDP成長率は、前期比+0.0%(年率換算+0.0%)と横ばいにとどまると予想する。景気回復は続いているが、成長率の伸びは一時的に鈍る見込みである。


ゼロ成長となる原因は、第一に、個人消費が小幅ながら2四半期連続で前期比マイナスとなることである。10月に天候不順の影響で落ち込んだ後は持ち直しているが、落ち込みを埋めるまでには至っていない。また、物価が上昇していることも、実質値の押し下げに寄与したとみられる。第二に、住宅投資、公共投資がすでにピークアウトしており、いずれも2四半期連続で前期比マイナスとなると見込まれる。さらに、スマートフォンなど情報通信機械を中心に輸入が堅調に増加すると予想される。最後に、在庫投資の寄与度が7~9月期に急拡大した反動により、マイナス寄与に転じる可能性がある。


一方、設備投資は増加が続き、輸出も順調に増加しようが、成長率全体をプラスに押し上げるまでには至らない。


名目GDPは前期比+0.5%(年率換算+2.1%)、GDPデフレーターは前年比-0.2%となると見込まれる。


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