2017年4~6月期のGDP(1次速報)結果
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2017/08/14
調査部 小林 真一郎


本日発表された2017年4~6月期の実質GDP成長率は、前期比+1.0%(年率換算+4.0%)と2015年1~3月期の同+1.2%以来の高い伸びとなった。外需寄与度が-0.3%とマイナスに転じたのに対し、内需寄与度が+1.3%と高い伸びとなり、全体を押し上げた。景気が持ち直していることを改めて確認する結果であるとともに、4~6月についてはその動きが強まったと判断される。


中でも高い伸びとなったのが、個人消費である。伸び率は前期比+0.9%に高まったが、これは消費税率引き上げ前の駆け込み需要を除けば、2013年4~6月期の同+0.9%以来の高さである。一人当たりの賃金の伸び率は緩やかであるが、雇用者の増加によって家計部門全体での所得が着実に増加していることに加え、雇用情勢の改善や株価の持ち直しを背景に消費者マインドが改善していることが消費の増加につながったと考えられる。また、こうした動きが耐久財の買い替えを促している可能性がある。住宅投資についても、先行する住宅着工件数が横ばい圏にあるものの、それまでの高水準の着工件数が時間差をおいて反映されており、前期比+1.5%と6四半期連続でプラスとなった。


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