2016年10月の貿易統計の結果
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2016/11/21
調査部 土志田 るり子


○輸出の動向


10月の輸出金額は、5兆8699億円(前年比-10.3%)と13ヵ月連続の減少となった(図表1)。為替の円高(前年比14.7%の円高)の進展で輸出価格指数は前年比-9.0%と低下が続いており、円建ての輸出金額が目減りしている。なお、10月は輸出数量指数も前年比-1.4%と低下した。


品目別の動きをみると、自動車(前年比-11.3%)、鉄鋼(同-19.3%)、半導体等電子部品(同-7.1%)と、主要な輸出品が減少した。地域別では、アジア向け(前年比-9.9%)、米国向け(同-11.2%)、EU向け(同-9.5%)と、軒並み大幅な減少となった。


為替の変動等の影響を除いた実質輸出(季節調整値)は、10月は前月比+0.1%と小幅ながら増加した(図表2)。年前半に工場爆発事故や地震の影響で生産が停滞した後、夏以降は挽回生産によって実質輸出に持ち直しの動きが見られているが、その押し上げ効果は剥落しつつあるようだ。 ....(続きは全文紹介をご覧ください)


図表1 輸出金額(前年比)の動向                 図表2 実質輸出の動向


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