日銀短観(2012年9月調査)予測
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2012/09/20


○10 月1 日に公表される2012 年9 月調査の日銀短観では、大企業製造業の業況判断DIは前回調査から3 ポイント低下の-4 に悪化すると予測する。海外景気の回復が遅れていることを受けて輸出の低迷が続いて いる上、内需の伸びも一服しているため、生産が弱含んでおり、景況感は悪化するとみられる。先行きは、 世界経済の不透明感が一段と強まっていることもあり、企業マインドの後退が加速し、業況判断DIの下げ幅 は拡大するとみられる。


○大企業非製造業の業況判断DIは前回調査から1 ポイント上昇の9 に改善すると予測する。被災地の復興が 本格的に進んでいる上、サービス消費は堅調を維持している。ただし、足元では内需の伸びが一服しており、 景気が一時的な調整局面に入る可能性が高まっていることから、先行きの景況感は悪化するとみられる。


○大企業の今年度の事業計画は、今回調査時点では大幅な修正はないとみられるが、製造業ではやや下方 修正される可能性がある一方、非製造業では上方修正され2 年ぶりに増益に転じる可能性がある。また、大 企業の今年度の設備投資計画は、製造業および非製造業とも下方修正が見込まれる。更新投資に加え、 復旧・復興のための投資もあって設備投資は持ち直し傾向にあるが、内外景気の先行き不透明感は強まっ ており、新規の設備投資に対する慎重な姿勢は維持されるとみられる。


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