日銀短観(2014年9月調査)予測
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2014/09/18
調査部 藤田 隼平


○10月1日に公表される日銀短観(2014年9月調査)の業況判断DI(最近)は、大企業製造業では前回調査(2014年6月調査)から横ばいの12になると予測する。設備投資や公共投資の底堅さに支えられて、「はん用機械」などの一般機械類や「鉄鋼」など建材関連の業種は上昇すると見込まれる。しかし、個人消費の持ち直しの動きは弱く、「食料品」は低下が続き、「自動車」も増税後の大幅な落ち込みからは持ち直すものの、そのテンポは緩やかにとどまるだろう。足元では在庫の積み上がりや輸出の伸び悩みなどの懸念材料もあり、製造業全体では業況感の改善が足踏み状態にあると考えられる。先行きは改善すると見込まれ、大企業製造業の業況判断DI(先行き)は3ポイント上昇の15になると予測する。


○大企業非製造業の業況判断DI(最近)は、前回調査から1ポイント低下し18になると予測する。「小売」、「対個人サービス」、「宿泊・飲食サービス」など個人消費関連の業種を中心に低下が見込まれる。先行きは「小売」などを中心に改善が見込まれ、業況判断DI(先行き)は2ポイント上昇の20に改善すると予測する。


○中小企業の業況判断DI(最近)は、製造業では前回調査から1ポイント低下し0に、非製造業では2ポイント低下し0になると予測する。内需が力強さを欠く中、中小企業の業況感は悪化が続こう。先行きについては、内外景気の持ち直しを背景に緩やかに改善すると見込まれる。


○2014年度の設備投資計画は、大企業製造業では前年比+12.3%、大企業非製造業では同+4.4%と増加計画が維持されると予測する。中小企業については例年通り上方修正されるとみられるが、製造業では同-0.4%、非製造業では同-20.1%と前年度の同時期の計画を下回ると見込まれる。


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