日銀短観(2017年3月調査)予測
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2017/03/24
調査部 土志田 るり子


○4月3日に公表される日銀短観(2017年3月調査)の業況判断DI(最近)は、大企業製造業では前回調査(16年12月調査)から3ポイント上昇の13になると予測する。国際商品市況の回復や需要の持ち直しを背景に、景況感の改善が見込まれる。大企業製造業の業況判断DI(先行き)は、急速な円高進展のリスクや米国との通商問題など、先行きに対する警戒感から、2ポイント低下の11になると予測する。


○大企業非製造業の業況判断DI(最近)は前回調査から横ばいの18になると予測する。需要の底堅い業種で景況感が改善する一方で、一部ではエネルギー価格と人手不足による人件費の上昇がコストの増加となり景況感を下押しするとみられる。大企業非製造業の業況判断DI(先行き)は1ポイント低下の17になるだろう。


○中小企業の業況判断DI(最近)は、製造業では前回調査から2ポイント上昇の3に、非製造業は1ポイント低下の1になると予測する。中小企業の業況判断DI(先行き)は、製造業では2ポイント低下の1に、非製造業でも2ポイント低下の-1になるであろう。


○2016年度の大企業の設備投資計画は、製造業では前年比+6.8%、非製造業では同+2.7%と、前年から増加の計画が維持されると予測する。2017年度の計画は、製造業は前年比+4.0%、非製造業は同-2.0%での計画開始が見込まれる。


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