グラフで見る景気予報(2010年8月)
全文紹介

2010/08/03


今月の景気判断


景気は回復しつつある。公共投資は減少しているが、輸出の増加、在庫調整の終了によって生産の増加傾向が続いている。所得の回復が遅れており個人消費を取り巻く環境は厳しいが、政策効果の影響で耐久消費財を中心に個人消費は持ち直している。設備投資は、生産の増加が続き、企業収益が最悪期を脱したことから増加に転じ、雇用や住宅着工もすでに最悪期を脱している。政策効果や輸出・生産の増加によって景気の回復基調が続くと期待されるが、企業の抱える設備・雇用の過剰問題が景気回復を抑える懸念があることに加え、政策効果の一巡により回復の勢いはしだいに鈍化していく見込みである。


当面の注目材料



  • 世界景気~世界景気の回復力の強さとその持続性、財政危機をきっかけとした欧州諸国の信用不安の拡大

  • 企業活動~外需主導と政策効果による生産回復の勢い。設備・雇用の過剰問題、デフレなどのマイナス効果

  • 家計~最悪期を脱した雇用・所得環境と政策効果で持ち直しつつある個人消費の動向

  • 政治・金融~財政悪化懸念と財政再建議論の行方。各国の出口政策と為替相場への影響


全文紹介 前のページへもどる

ページの先頭へ

1234567890