グラフで見る景気予報(2007年7月)
全文紹介

2007/07/03


今月の景気判断


景気は、一部に減速の動きが出ているが、回復を続けている。米国向けを中心に輸出が減速し、生産は横ばい圏の推移となっており、高水準の企業収益を背景に増加していた設備投資が減速している。一方、所定内給与を中心に賃金は小幅減少しているが、雇用情勢は改善基調が続いており、個人消費は緩やかな増加基調を続けている。公共投資は、昨年度後半は前半に較べて持ち直していたが、減少基調に戻っている。また、住宅投資は、マンション着工の振れが大きいが、基調は横ばいで推移している。今後も、一部デジタル関連財の在庫調整、海外景気の減速、さらに諸コストの増加による企業収益の伸び悩みが一時的な減速要因となるが、景気は回復基調を続けると予想される。


当面の注目材料



  • 世界景気~住宅投資減少の影響が残る米国景気が世界経済や日本の輸出に与える影響。

  • 出荷在庫~デジタル関連財の在庫調整と需要動向。アジア向け輸出や電子部品輸出の動向。

  • 企業収益~原材料価格や人件費の動向と物価・収益への影響。減速の動きが出てきた設備投資。

  • 政策~参議院選挙に向けての与野党の攻防。日銀の追加利上げ観測と金融市場の動向。


全文紹介 前のページへもどる

ページの先頭へ

1234567890