グラフで見る景気予報(2007年8月)
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2007/08/02


今月の景気判断


景気は、一部に減速の動きが出ているが、回復を続けている。米国向けを中心に輸出の回復は緩やかで、生産は横ばい圏の推移が続いている。また、高水準の企業収益を背景に増加していた設備投資が減速している。一方、所定内給与を中心に賃金は小幅減少しているが、雇用情勢は改善基調が続いており、個人消費は緩やかな増加基調を続けている。公共投資は、昨年度後半は前半に較べて持ち直していたが、減少基調に戻っている。また、住宅投資は、マンション着工の振れが大きいが、基調は横ばいで推移している。デジタル関連財の在庫調整、海外景気の足踏み、さらに諸コストの増加による企業収益の伸び悩みといった減速要因が残っているが、景気は回復基調を続けると予想される。


当面の注目材料



  • 世界景気~米国のサブプライム・ローン問題が米国景気と世界の金融市場に与える影響。

  • 出荷在庫~デジタル関連財の在庫調整と需要動向。アジア向け輸出や電子部品輸出の動向。

  • 企業収益~原材料価格や人件費の動向と物価・収益への影響。減速の動きが出てきた設備投資。

  • 政策~参議院選挙での与党大敗後の政策運営。日銀の追加利上げ観測と金融市場の動向。


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