グラフで見る景気予報(2008年8月)
全文紹介

2008/08/05


今月の景気判断


景気減速の動きが強まっている。輸出は欧米向けを中心に55ヶ月ぶりに前年の水準を下回り、生産も弱含んでいる。設備投資は厳しい収益環境が影響して、増加が一服している。雇用環境にも厳しさが出てくる中で、賃金の増加が一服しており、物価の上昇も影響して個人消費が伸び悩んでいる。住宅投資は、改正建築基準法施行の影響が薄れているものの、基調は弱い。公共投資は07年度後半は小幅増加したが、その後は減少基調が続いている。海外景気の減速、原材料価格など諸コストの増加による企業収益の伸び悩み、さらに世界の金融市場の混乱といった下振れ要因が広がっており、景気の減速がさらに強まる可能性がある。


当面の注目材料



  • 世界景気~米国から欧州に広がる景気減速。世界的なインフレ懸念。北京オリンピック後の中国経済

  • 出荷在庫~輸出の減速による生産の弱含み。電子部品や一部素材業種での在庫の増加と生産への影響

  • 原油価格~原油価格高騰による企業収益の悪化とインフレ懸念による消費者マインドの悪化。

  • 政策~内閣改造後の福田政権の政策と経済対策。年金問題や税制改革をめぐる与野党の議論


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