グラフで見る景気予報(2009年4月)
全文紹介

2009/04/03


今月の景気判断


景気は急速に悪化している。輸出は欧米向けから新興国・資源国向けまで大幅に減少し、生産も急速に減少している。設備投資は厳しい収益環境に設備過剰感も加わり大幅な減少が続いている。雇用環境が急速に悪化する中で賃金も減少が続き、物価は落ち着いてきているものの個人消費は弱含んでいる。景気の急速な悪化を背景に住宅投資が減少しており、公共投資も減少基調が続いている。海外景気の低迷と世界の金融市場の混乱、国内では企業収益の急速な悪化と雇用や設備の過剰問題の再燃といった下振れ要因が続いているが、急激な在庫調整が一服して生産が下げ止まる兆しが出ている。


当面の注目材料



  • 世界景気~金融危機も影響して深まる世界景気の悪化。中国をはじめとする各国の経済対策の効果

  • 企業活動~在庫調整の進展による生産下げ止まりの兆し。企業収益の低迷と設備・雇用の過剰問題

  • 家計~生産や企業収益の低迷により急速に悪化する雇用・所得環境と政府の雇用対策

  • 政治・金融~大型の経済対策への期待と混迷する国会審議。資金繰りの悪化と政府・日銀の対策


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