グラフで見る景気予報(2010年9月)
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2010/09/03


今月の景気判断


景気は回復しつつある。公共投資は減少しているが、輸出の増加、在庫調整の終了によって生産の増加傾向が続いている。所得は増加に転じるも水準は低く個人消費を取り巻く環境は厳しいが、政策効果の影響で耐久消費財を中心に個人消費は持ち直している。設備投資は、生産の増加が続き、企業業績が改善していることから増加に転じ、雇用や住宅着工もすでに最悪期を脱している。企業業績の改善と雇用・所得環境の持ち直しが続き、円高にもかかわらず輸出は底堅さを維持する見込みだが、2010年度下期には、政策効果の剥落により個人消費が減少し、生産も弱含むと予想され、景気回復の動きはいったん鈍化する見込みである。


当面の注目材料



  • 世界景気~世界景気の回復力の強さとその持続性、財政危機をきっかけとした欧州諸国の信用不安

  • 企業活動~円高の輸出、企業業績への影響と、設備・雇用の過剰問題、デフレなどのマイナス要因の行方

  • 家計~雇用・所得環境の持ち直しの動きと政策効果剥落後の個人消費の動向

  • 政治・金融~景気対策の内容と財政悪化懸念の行方。各国の金融緩和政策と為替相場への影響


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