グラフで見る景気予報(2011年4月)
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2011/04/04


今月の景気判断


景気は回復軌道に戻ったものの、東日本大震災の影響で悪化懸念が高まっている。震災前までは、海外景気の回復を受けて輸出が改善し、生産は持ち直していた。政策効果の剥落で個人消費が弱含んでいたが、設備投資、住宅着工が増加基調にあり、雇用・賃金も改善傾向にあった。今後は、震災の影響を受けて、景気が一時的に悪化する可能性が高い。震災被害や停電の影響で生産は落ち込みが予想され、個人消費は政策効果剥落にマインドの悪化も加わって低迷する見込みである。海外景気の回復が続いており、復旧が進めば生産、輸出が増加するうえ、公共投資を中心に震災後の復興需要が景気を押し上げると期待されるが、電力不足による生産制約や原発事故への懸念が景気の回復ペースを鈍らせる懸念がある。


当面の注目材料



  • 政治・金融~補正予算編成など復興に向けた動きと財政悪化懸念、原発事故の景気への悪影響

  • 企業活動~震災後の復旧と企業業績への影響、電力不足への対応、新年度の設備投資計画

  • 世界景気~国際商品市況高騰の世界景気への影響、欧州諸国の財政危機の再燃リスク、中東情勢の行方

  • 家計~政策効果剥落、震災後のマインドの悪化を受けた個人消費の落ち込みの程度


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