グラフで見る景気予報(2011年9月)
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2011/09/02


今月の景気判断


景気は東日本大震災による急速な悪化の後、持ち直している。震災からの復旧が急テンポで進んでいることを背景に、生産活動はすでに増加基調に転じており、生産の動きを受けて輸出も持ち直している。また、供給面での制約、自粛ムードが薄らぐ中で、個人消費や住宅投資も持ち直しつつある。雇用・賃金など一部に弱い動きが残るものの、企業や家計のマインドが改善するなど、景気回復の動きが徐々に広がりつつある。復旧の進展に伴って生産の増加が続くと見込まれるうえ、公共投資を中心とした震災後の復興需要が景気を押し上げると期待され、景気の持ち直しの動きは続こう。ただし、円高の進行、海外景気の回復ペースの鈍化など輸出環境が悪化しつつあり、先行きについては不透明感が高まっている。


当面の注目材料



  • 政治~第3次補正予算編成、円高対策など政策対応の進展状況と、増税・原発事故の行方

  • 企業活動~震災後の復旧と企業業績への影響、電力不足への対応、円高の輸出への影響

  • 世界景気~国際商品市況高騰の世界景気への影響、欧州の財政危機の動向、中東情勢の行方

  • 家計~供給制約や震災後の自粛ムードが薄らぐ中で、個人消費の回復の持続性


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