グラフで見る景気予報 (2011年10月)
全文紹介

2011/10/04


今月の景気判断


景気は東日本大震災による急速な悪化の後、持ち直している。震災からの復旧が急テンポで進んできたことを背景に生産活動は増加基調にあり、生産の動きを受けて輸出も持ち直している。また、供給面での制約がほぼ解消し、自粛ムードが薄らぐ中で、個人消費や住宅投資も持ち直しつつある。賃金の改善が遅れているが、企業や家計のマインドが改善するなど、景気回復の動きが徐々に広がっている。復旧に伴う供給力回復の動きが一巡しつつあるが、これまで先送りされた需要が遅れて出てくることに加え、公共投資を中心とした震災後の復興需要が景気を押し上げると期待され、景気の持ち直しの動きは続こう。ただし、円高の進行、海外景気の回復ペースの鈍化など輸出環境が悪化しつつあり、先行きについては不透明感が高まっている。


当面の注目材料



  • 政治~第3次補正予算編成、円高対策など政策対応の進展状況と、増税・原発事故の行方

  • 企業活動~震災後の企業業績の動向、電力不足への対応、円高の輸出への影響

  • 世界景気~世界経済の回復ペース鈍化と欧州の財政危機の動向、下落に転じた国際商品市況の先行き

  • 家計~所得低迷が続く中、個人消費の回復の持続性


全文紹介 前のページへもどる

ページの先頭へ

1234567890