グラフで見る景気予報(2011年12月)
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2011/12/02


今月の景気判断


景気の持ち直しテンポが緩やかになっている。生産活動の持ち直しテンポが緩やかになっているが、これは復旧に伴う供給力回復の動きが一巡しつつあることや、海外経済の回復ペース鈍化によって輸出が横ばいにとどまっていることが原因である。ただし、厳しいながらも雇用が持ち直し、所得も下げ止まりつつあることを反映して、個人消費の持ち直しが続いているなど底固い面もあり、景気回復の動きは続いていると考えられる。今後も、先送りされてきた需要が遅れて出てくることに加え、公共投資を中心とした震災後の復興需要が景気を押し上げると期待され、緩やかながらも景気の持ち直しの動きは続こう。ただし、円高の進行、海外景気の回復ペースの鈍化など輸出環境が厳しさを増しつつあり、先行きについては不透明感が一段と高まっている。


当面の注目材料



  • 政治~補正予算による景気押し上げ効果と原発事故・電力不足の行方

  • 企業活動~円高の輸出への影響、タイの洪水による生産への影響、震災後の企業業績の動向

  • 世界景気~世界経済の回復ペース鈍化と欧州の財政金融危機の動向、国際商品市況の先行き

  • 家計~下げ止まってきた所得の先行きと個人消費の回復の持続性


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