グラフで見る景気予報(2012年1月)
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2012/01/05


今月の景気判断


景気の持ち直しテンポが緩やかになっている。復旧に伴う供給力回復の動きが一巡したことや、海外経済の回復ペースの鈍化によって輸出が横ばいにとどまっていることから、生産活動の回復にも勢いがなくなっている。ただし、厳しいながらも雇用が持ち直し、所得も下げ止まりつつあることを反映して、個人消費の持ち直しが続くなど底固い面もあり、景気回復の動きは続いていると考えられる。今後も、先送りされてきた需要の現出に加え、公共投資を中心とした震災後の復興需要が景気を押し上げると期待され、緩やかながらも景気の持ち直しの動きは続こう。ただし、円高の進行、海外景気の回復ペースの鈍化など輸出環境が厳しさを増しつつあり、先行きについては不透明感が一段と高まっている。


当面の注目材料



  • 世界景気~世界経済の回復ペース鈍化と欧州の財政金融危機の動向、国際商品市況の先行き

  • 企業活動~円高の輸出への影響、タイの洪水による生産への影響、震災後の企業業績の動向

  • 政治~消費税引き上げを巡る税制改革案の行方、補正予算による景気押し上げ効果と原発事故・電力不足

  • 家計~下げ止まってきた所得の先行きと個人消費の回復の持続性、自動車など耐久財の販売動向


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