グラフで見る景気予報(2012年4月)
全文紹介

2012/04/03


今月の景気判断


景気は緩やかに持ち直している。海外経済の回復ペースが鈍いため輸出が横ばいにとどまっているものの、内需が比較的底堅く推移している。中でも自動車の生産が好調で、鉱工業生産は増加基調が続いている。雇用環境は厳しい状況にあるが、所得が下げ止まりつつあり、自動車販売が好調を維持するなど個人消費は緩やかに持ち直している。また、設備投資も増加に転じている。今後も、政策効果に支えられた自動車の生産・販売増加や、補正予算の本格的な執行による公共投資の増加によって、景気は持ち直しの動きが続こう。円高の一服、米国経済の持ち直しなど輸出環境も好転しつつある。ただし、欧州の財政金融危機の動向には引き続き警戒が必要であり、原油価格など商品市況の上昇が世界景気に及ぼす悪影響が懸念される。


当面の注目材料



  • 世界景気~原油など国際商品市況の上昇の世界経済への影響、欧州の財政金融危機の動向

  • 企業活動~震災後の企業業績の動向、円高一服後の輸出の動向、増加に転じた設備投資の先行き

  • 政治~消費税引き上げを巡る税制改革案の行方、補正予算による景気押し上げ効果と原発事故・電力不足

  • 家計~下げ止まってきた所得の先行きと個人消費の回復の持続性、自動車など耐久財の販売動向


全文紹介 前のページへもどる

ページの先頭へ

1234567890