グラフで見る景気予報(2012年9月)
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2012/09/04


【今月の景気判断】


景気の持ち直しの動きが一服している。生産が弱含んでおり、輸出の弱い動きが続くなど、景気回復のペースが鈍っている。設備投資や住宅着工が緩やかな増加基調にあり、公共投資は順調に増加しているものの、所得の動きが弱い中で、個人消費の持ち直しも一服している。今後は、補正予算の執行による公共投資の増加が景気を下支えしようが、輸出の低迷が続くうえ、エコカー補助金枠の消化後に個人消費が一時的に落ち込むと予想され、さらに景気回復の勢いが鈍る可能性がある。また、海外経済の回復ペースが一段と鈍化するリスクや、円高の進行などにより、輸出環境の改善が遅れる懸念がある。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米国、中国の景気の先行き不透明感、欧州の財政金融危機の行方、不安定な金融市場の動向

  • 企業活動~震災後の企業業績の動向、円高の輸出への影響、自動車の生産押し上げ効果の剥落の影響

  • 政治~補正予算による景気押し上げ効果の持続性と原発事故・電力不足の影響

  • 家計~低迷する所得の先行きと、エコカー補助金枠の消化後の個人消費の動向


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