グラフで見る景気予報(2012年11月)
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2012/11/02


【今月の景気判断】


景気は弱含んでおり、すでに景気後退期に入っている可能性がある。内外需要の弱さを背景に、生産、輸出が減少しているほか、個人消費や設備投資も持ち直しが一服している。住宅着工が緩やかな増加基調にあり、公共投資は順調に増加しているものの、全体を牽引するには力不足である。こうした中で、雇用情勢も回復が遅れ、賃金は弱含んでいる。今後は、補正予算の執行による公共投資の増加が景気を下支えしようが、海外景気の減速を受けて輸出の低迷が続くうえ、エコカー補助金枠の消化後に個人消費が一時的に落ち込むと予想され、景気がさらに弱含む可能性が高い。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米国、中国の景気の先行き不透明感、欧州の財政金融危機の行方、不安定な金融市場の動向

  • 企業活動~円高の輸出への影響、自動車の生産押し上げ効果の剥落の影響、在庫調整圧力の大きさ

  • 政治~補正予算による景気押し上げ効果の持続性と追加の景気対策の有無、原発事故・電力不足の影響

  • 家計~低迷する所得の先行きと、エコカー補助金枠の消化後の個人消費の動向


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