グラフで見る景気予報(2014年12月)
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2014/12/02


【今月の景気判断】


景気は下げ止まっており、持ち直しの動きがみられる。輸出が増加し、設備投資が増加基調にあるなど、一部に明るい動きが出てきており、生産にも持ち直しの動きがみられる。また、雇用情勢は良好な状態が維持されており、賃金は実質では前年比でマイナスの状態にあるものの、名目ではプラスが続いており、個人消費は緩やかに持ち直している。今後も、世界経済の回復に伴って輸出が増加基調で推移し、企業業績の改善を背景に設備投資が増加基調を維持するため、生産も持ち直していくと考えられる。また、原油価格など国際商品市況の下落が、エネルギー価格の低下などを通じて企業業績の改善、家計の実質所得の押し上げに寄与すると期待される。もっとも、在庫の積み上がりが生産の抑制要因となり、実質賃金の落ち込みにより個人消費の回復テンポは緩やかにとどまると予想され、景気の持ち直しペースは緩やかにとどまろう。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米国の金融政策の動向、欧州の景気下振れリスク、原油価格安の影響

  • 個人消費~増税後の個人消費の持ち直しのペース、賃金の改善速度、物価上昇の影響

  • 企業活動~輸出の回復の持続力、設備投資の回復ペース、2015年春闘の行方

  • 政策~総選挙後の経済政策・財政再建の行方、追加金融緩和後の金融市場の動向


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