グラフで見る景気予報(2017年10月)
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2017/10/03


【今月の景気判断】


景気は持ち直している。企業部門では、輸出、生産の持ち直しが続き、設備投資は緩やかに増加している。さらに、企業業績は順調に拡大し、企業の景況感も改善が続いている。家計部門では、雇用情勢の良好な状態が維持され、企業の人手不足感が強まっている中、賃金は緩やかに持ち直している。こうした動きを受けて、個人消費は緩やかに拡大している。また、住宅着工件数は、横ばい圏で推移している。今後は、世界景気の緩やかな回復を受けて輸出が持ち直すと見込まれることに加え、企業業績の拡大を背景に設備投資の緩やかな回復が続くため、景気の持ち直しが続くと予想される。また、資源価格の底打ちなどによって物価上昇圧力が高まりつつあることが、家計の購買力を抑制する懸念があるものの、雇用・所得情勢の改善が続く中にあっては、個人消費は底堅さを維持するであろう。ただし、朝鮮半島情勢の緊迫化といった地政学リスク、トランプ政権の混乱や政策の行き詰まり、欧州の政治情勢の不透明感の高まりなどにより、金融市場が混乱し、世界経済が減速すれば、景気が下振れるリスクが出てくる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~トランプ政権の混乱と政策の行方、米景気への影響

  • 個人消費~労働需給がタイト化する中での賃金の先行き、物価上昇が個人消費に及ぼす影響

  • 企業活動~持ち直している輸出の持続力と生産への影響、人手不足の企業経営への影響

  • 政策~解散総選挙とその後の政策の動向、朝鮮半島情勢等の地政学リスク


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