グラフで見る関西経済(2013年10月)
全文紹介

2013/10/24
調査部 塚田裕昭


【今月の景気判断】


関西経済は緩やかに持ち直している。生産は昨年11月を底に緩やかに持ち直している。輸出は、電気機器、化学など近畿地区での比重が高い品目で増加が続いており、持ち直しの動きがみられる。また、完全失業率、有効求人倍率など雇用環境も緩やかに持ち直しており、賃金は緩やかに減少しているものの、個人消費は緩やかに持ち直している。設備投資は、一部調査で今年度の増加を見込むものもあるが、実績の数字をみると減少している。住宅投資は、金利先高感、来年の消費税率アップの影響から緩やかな増加傾向にある。公共投資は、平成24年度補正予算による事業もあって増加している。関西経済の先行きは、海外経済が緩やかに回復する中で、持ち直しが見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~中国などアジア経済の回復の動きと同地域向け輸出の動向、米国の財政金融政策の動向

  • 企業活動~電気機械、情報通信機械、電子部品・デバイスなど電気製品関連の生産動向、円安と株高が一服する中での企業の収益動向

  • 政策~消費税引き上げ判断後の安倍政権の政策運営と日銀による大胆な金融政策の効果

  • 家計~消費税率引き上げ前の前倒し消費の動向、大阪等での商業施設新規開店の影響


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