グラフで見る関西経済(2013年12月)
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2013/12/26
調査部 塚田裕昭


【今月の景気判断】


関西経済は緩やかに持ち直している。生産は、足下では在庫水準も高まって12年11月を底に続いてきた緩やかな持ち直しが一服してきたが、輸出は、電気機器、化学など近畿地区での比重が高い品目で増加が続いており、持ち直しの動きがみられる。また、完全失業率、有効求人倍率など雇用環境も緩やかに持ち直しており、賃金は緩やかに減少しているものの、個人消費は緩やかに持ち直している。設備投資は、大企業の実績が足下で前年比増加となるなど、持ち直してきている。住宅投資は、金利先高感、14年4月の消費税率アップを前に緩やかな増加傾向にある。公共投資は、経済対策による押し上げ効果が出てこれまで増加が続いてきたが、足下で増加が一服している。関西経済の先行きは海外経済が緩やかに回復する中で持ち直しが見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~中国などアジア経済の回復の動きと同地域向け輸出の動向、米国の財政金融政策の動向

  • 企業活動~電気機械、情報通信機械、電子部品・デバイスなど電気製品関連の生産動向、企業の収益と設備投資の動向

  • 政策~成長戦略の行方と量的・質的金融緩和の効果

  • 家計~消費税率引き上げ前の前倒し消費の動向、減少が続く賃金の行方


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