グラフで見る関西経済(2014年4月)
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2014/04/25
調査部 塚田裕昭


【今月の景気判断】


関西経済は緩やかに持ち直している。生産は消費税率引き上げ前の駆け込みとその反動も見受けられるが、緩やかな持ち直しが続いている。輸出は金額ベースでの前年比伸び率が鈍化し、実質ベースの水準では横ばいで推移している。雇用環境をみると、完全失業率、有効求人倍率などが緩やかに持ち直している。賃金は緩やかに減少しているが、個人消費は消費税率引き上げ前の駆け込み需要もあり持ち直している。設備投資は、大企業の実績が足下で前年比増加となるなど、非製造業を中心に持ち直してきている。一方、住宅投資は、4月の消費税率アップを前に増加してきたが、昨年終わりごろから減少している。公共投資も、請負金額をみると、経済対策による押し上げ効果がはく落し増加が一服している。関西経済の先行きは、一部にこれまでの増勢の一服感がみられ、消費税率引き上げ後の反動も見込まれるが、反動一巡後は、海外経済が緩やかに回復する中で、持ち直しが見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~中国などアジア経済の回復の動きと同地域向け輸出の動向

  • 企業活動~電気機械、情報通信機械、電子部品・デバイスなど電気製品関連の生産動向、企業の収益と設備投資の動向

  • 政策~政府の成長戦略、消費税引き上げ前後の物価動向と日銀の追加金融緩和

  • 家計~消費税率引き上げ後の消費の反動減と賃金引き上げの動向


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