グラフで見る関西経済(2015年1月)
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2015/01/22
調査部 塚田裕昭


【今月の景気判断】


関西経済は緩やかに持ち直している。生産は、4月の消費税率引き上げ後も大きな反動減もなく、振幅しながらも増加傾向にあるが、11月は大きく減少した。輸出は月次の振幅はあるものの、均して見ると緩やかに持ち直している。雇用環境をみると、失業率、有効求人倍率などは横ばい圏で推移しているが、賃金は現金給与総額が8ヶ月連続で前年比増加となり、所定内給与が小幅ながら6ヶ月連続で増加となるなど、持ち直している。そのような中、個人消費は、駆け込み需要の反動減が一巡し、緩やかな持ち直しの動きがみられる。住宅着工は、消費税率引き上げ前の駆け込みの反動で13年終わりごろをピークに水準を大きく下げた後、振幅しながらも総じて横ばい圏で推移している。設備投資は、非製造業が減少し、全体としては持ち直しが一服しているが、製造業は増加基調となっている。公共投資は、横ばい圏で推移している。関西経済の先行きは、海外経済が緩やかに回復する中で、持ち直しが続くと見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~中国などアジア経済の減速の動きと同地域向け輸出の動向、欧米の金融政策の動向

  • 企業活動~高水準の生産活動の持続性、企業の収益と設備投資の動向。原油急落と円安の影響

  • 政策~15年度予算の動向と景気に与える影響

  • 家計~・円安と原油急落が消費者物価に与える影響。実質賃金と消費の動向


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