グラフで見る関西経済(2015年3月)
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2015/03/25
調査部 塚田裕昭


【今月の景気判断】


関西経済は緩やかに持ち直している。生産は、14年4月の消費税率引き上げ後も大きな反動減もなく、振幅しながらも均してみれば緩やかな増加傾向にある。2月の実質輸出は前月比-12.4%と3ヶ月ぶりに大幅に減少したが、1月の伸びが大きかった反動が影響しており、輸出は振幅しながらも緩やかな増加傾向にあると考えられる。雇用環境をみると、有効求人倍率や就業者数などに持ち直しの動きがみられ、賃金は11月の現金給与総額が9ヶ月連続で前年比増加となり、所定内給与が7ヶ月連続で増加となるなど、持ち直している。そのような中、個人消費は、駆け込み需要の反動減が一巡し、緩やかな持ち直しの動きがみられる。住宅着工は、消費税率引き上げ前の駆け込みの反動で13年終わりごろをピークに水準を大きく下げた後、振幅しながらも総じて横ばい圏で推移している。設備投資は、持ち直している。公共投資は、横ばい圏で推移している。関西経済の先行きは、海外経済が緩やかに回復する中で、持ち直しが続くと見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~中国などアジア経済の減速の動きと同地域向け輸出の動向、欧米の金融政策の動向

  • 企業活動~高水準の生産活動の持続性、企業の収益と設備投資の動向。原油安と円安の影響。電力料金値上げの行方とその影響。

  • 政策~安倍政権の経済政策・財政再建の行方、統一地方選挙の動向

  • 家計~物価上昇率低下による実質賃金の動向と家計の消費動向。


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