グラフで見る関西経済(2015年5月)
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2015/05/26
調査部 塚田裕昭


【今月の景気判断】


関西経済は緩やかに持ち直している。生産は、14年4月の消費税率引き上げ後も大きな反動減はなく、振幅しながらも均してみれば緩やかな増加傾向にある。実質輸出は、年初から大きく振幅した後、3月は2ヶ月ぶりに増加し持ち直している。雇用環境をみると、有効求人倍率や就業者数などに持ち直しの動きがみられ、賃金は現金給与総額や所定内給与が増加を続け、持ち直している。そのような中、個人消費は、緩やかな持ち直しの動きがみられる。住宅着工は、消費税率引き上げ前の駆け込みの反動で13年終わりごろをピークに水準を大きく下げた後、振幅しながらも総じて横ばい圏で推移している。設備投資は、持ち直している。公共投資は、横ばい圏で推移している。先行きは、海外経済が緩やかに回復する中で輸出は緩やかな増加傾向を続け、関西経済は、持ち直しが続くと見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~中国などアジア経済の減速の動きと同地域向け輸出の動向、欧米の金融政策の動向

  • 企業活動~高水準の生産活動の持続性、企業の収益と設備投資の動向。原油安と円安の影響。電力料金 値上げの影響。

  • 政策~安倍政権の経済政策・財政再建の行方

  • 家計~実質賃金の動向と家計の消費行動への影響。


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