グラフで見る関西経済(2015年8月)
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2015/08/26
調査部 塚田裕昭


【今月の景気判断】


関西経済は横ばい圏で推移している。生産は、2015年1月をピークに減少しており、均してみると14年初め以降、横ばい圏で推移している。実質輸出は、今年初めに大きく振幅した後、弱含んでいる。雇用環境をみると、有効求人倍率や失業率などに持ち直しの動きがみられるが、賃金は現金給与総額が足下で減少しており、持ち直しが一服している。そのような中、個人消費は、持ち直しの動きが一服している。住宅着工は、消費税率引き上げ前の駆け込みの反動で減少した後、振幅しながらも総じて横ばい圏で推移してきたが、足下で持ち直しの動きがみられる。設備投資は、14年度は前年比で増加となったが、足下で持ち直しが一服している。公共投資は、横ばい圏で推移している。先行きは、海外経済の回復が緩やかにとどまる中で、輸出、生産など企業部門の動きが当面横ばいとなると見込まれる。関西経済は、横ばい圏での推移が続くと見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~減速する中国経済と天津爆発事故の影響。人民元切り下げと米国の金融政策。世界的株安。

  • 企業活動~生産、輸出、設備投資の動向。原油安と為替変動の影響。電力料金値上げの影響。

  • 政策~安倍政権の経済政策・財政再建の行方、追加金融緩和の可能性。

  • 家計~実質賃金の動向と家計の消費行動への影響。


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