グラフで見る関西経済(2015年12月)
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2015/12/25
調査部 塚田裕昭


【今月の景気判断】


関西経済は横ばい圏で推移している。生産は、2015年1月をピークに減少しており、均してみると14年初め以降、横ばい圏で推移している。実質輸出は、今年初めに大きく振幅した後、横ばい圏で推移している。雇用環境をみると、有効求人倍率が高水準となる中、完全失業率が低下、就業者数が増加するなど、持ち直しの動きがみられる。賃金は所定外給与が増加する一方、所定内給与が減少し、総じて横ばい圏で推移している。個人消費は横ばい圏で推移しているとみられる。住宅着工は、消費税率引き上げ前の駆け込みの反動で減少した後、振幅しながらも総じて横ばい圏で推移してきたが、15年度に入ってから持ち直しの動きがみられる。設備投資は、大企業で増加している中、計画も増加を見込んでおり、持ち直しの動きがみられる。公共投資は、弱含んでいる。先行きは、海外経済の回復が緩やかにとどまる中で、輸出、生産など企業部門の動きが当面横ばいとなるだろう。関西経済は、横ばい圏での推移が続くと見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~減速する中国、新興国経済の行方。今後の米国の利上げペースと新興国通貨の行方。

  • 企業活動~生産、輸出、設備投資の動向。原油安と為替変動の影響。インバウンド消費の先行き。

  • 政策~安倍政権の経済政策・財政再建の行方、追加金融緩和の可能性。橋下市政後の府市政。

  • 家計~実質賃金の動向と家計の消費行動への影響。マンション傾斜問題の住宅販売への影響。


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