グラフで見る関西経済(2016年6月)
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2016/06/23
調査部 塚田裕昭


【今月の景気判断】


関西経済は横ばい圏で推移している。生産は、2015年1月をピークに減少しているが、均してみると14年初め以降横ばい圏で推移している。実質輸出は、15年以降、年初に大きく振幅するものの、均してみると横ばい圏で推移している。雇用環境をみると、有効求人倍率が小幅上昇、就業者数が増加するなど持ち直しの動きがみられる。賃金は月毎の変動はあるものの、総じて横ばい圏で推移している。個人消費は横ばい圏で推移しているが、一部に弱い動きがみられる。住宅着工は、16年に入って以降、持ち直している。設備投資は、持ち直しの動きが一服している。公共投資は、増加が一服している。先行きは、海外経済の回復が緩やかにとどまる中で、輸出、生産など企業部門の動きが概ね横ばいとなるだろう。個人消費や住宅投資など家計部門も横ばいが見込まれ、関西経済は横ばい圏での推移が続くと見込まれる。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~イギリスのEU離脱問題、中国等新興国経済の行方。米国の金融政策

  • 企業活動~電子部品デバイスの生産・在庫動向。インバウンド消費の先行き

  • 政策~消費増税先延ばしの財政への影響、マイナス金利導入の影響

  • 家計~賃金の改善状況と家計の消費行動への影響。資産価格変動の影響


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