グラフで見る関西経済(2016年10月)
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2016/10/26
調査部 塚田裕昭


【今月の景気判断】


関西経済は横ばい圏で推移している。生産は、振幅はあるものの、均してみると横ばい圏で推移している。実質輸出は外需の回復を背景に持ち直している。雇用環境をみると、有効求人倍率が高水準で推移する中、就業者数が増加するなど緩やかに持ち直している。賃金は月毎の変動はあるものの、総じて横ばい圏で推移している。個人消費は横ばい圏で推移しているが、百貨店販売など一部に弱い動きがみられる。住宅着工は、足下で持ち直しが一服している。設備投資は、持ち直しの動きが一服している。公共投資は、2015年度補正予算の執行や16年度予算の前倒し執行もあって増加基調で推移している。先行きについては、海外経済が緩やかな回復基調をたどる中、輸出、生産など企業部門の動きは概ね横ばいが続くと見込まれる。個人消費や住宅投資など家計部門も横ばいが見込まれ、関西経済は横ばい圏での推移が続くだろう。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~イギリスのEU離脱問題の行方、中国等新興国経済の動向、米国の大統領選挙と金融政策

  • 企業活動~電子部品デバイスの生産・在庫動向、設備投資計画の進捗状況、インバウンド消費の先行き

  • 政策~金融政策枠組み変更後の追加緩和の可能性、2016年度補正予算の効果

  • 家計~賃金の改善状況、物価動向の家計消費への影響、資産価格変動の影響


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