グラフで見る東海経済(2012年5月)
全文紹介

2012/05/21


今月の景気判断


東海経済は緩やかに持ち直している。自動車の挽回生産がピークを迎えており、鉱工業生産は4ヶ月連続プラスと持ち直しが続いている。自動車生産は震災前の水準を超え、リーマンショック前の水準に近づいている。米自動車販売の増加に加え、国や愛知県の自動車購入支援策の効果により国内販売台数も増加している。設備投資は底堅く推移している。雇用環境は東海3県とも緩やかに持ち直しているが、依然として非正規が中心である。賃金の持ち直しも所定外給与が中心で、個人消費も緩やかな回復にとどまる。
今後も、国内の政策効果や米国向けを中心とした輸出環境の好転により、小型車を中心に自動車の生産・販売の増加が続く見込みである。東海経済は緩やかな持ち直しが続くが、欧州債務危機の再燃が、円相場や世界需要に与える影響には警戒が必要である。


当面の注目材料



  • 世界景気~為替相場の動向、米国の消費動向、中国の景気減速、欧州債務危機の動向

  • 企業活動~自動車の挽回生産後の生産動向、補助金切れ後の販売動向、為替相場と設備投資の先行き

  • 家計~雇用・所得環境の先行き、自動車など耐久財消費の動向、株価と為替相場が消費に与える影響


全文紹介 前のページへもどる

ページの先頭へ

1234567890