グラフで見る東海経済(2012年6月)
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2012/06/19


今月の景気判断


東海経済は緩やかに持ち直している。自動車の挽回生産は一段落したが、鉱工業生産は2ヶ月連続プラスと持ち直しが続いている。エコカー補助金や新型車投入の効果により、自動車など輸送機械工業の生産は、リーマンショック前の水準を超え、統計開始以来最高となった。設備投資は底堅く推移しており、公共投資も増加に転じた。雇用・所得環境の持ち直しは依然として緩やかであり、個人消費も緩やかな回復にとどまっている。
今後も、景気は持ち直しの動きが続くとみられるが、欧州の財政金融危機の影響などから海外経済の回復ペースが鈍化するリスクや、円高、米国経済の先行き不透明感など、輸出環境の改善が遅れる懸念が高まっている。エコカー補助金枠の消化をにらんで、自動車生産の押し上げ効果も次第に弱まることが予想される。


当面の注目材料



  • 世界景気~欧州の財政金融危機の行方、米国、中国の景気の先行き不透明感、不安定な金融市場の動向

  • 企業活動~補助金枠の消化をにらんだ自動車の販売および生産の動向、円高の輸出と設備投資への影響

  • 家計~雇用・所得環境の先行き、自動車など耐久財消費の動向、自動車生産の一服が消費に与える影響


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