グラフで見る東海経済(2012年12月)
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2012/12/27
エコノミスト 内田俊宏


【今月の景気判断】


東海経済は足元で弱含んでいる。海外景気の減速を受けて実質輸出は減少傾向が続いており、雇用・所得環境も弱含んでいる。個人消費は一進一退を続けているが、自動車などの耐久財やスーパー・コンビニなどの食品や日用品の消費は低迷している。一方、10月の鉱工業生産が6ヶ月ぶりに増加に転じ、生産は下げ止まりつつある。また、設備投資は増加しつつあり、企業の設備投資計画も年度内は増加が見込まれている。
今後は、東海地域でも補正予算の執行による公共投資の増加が見込まれるほか、13年1~3月のトヨタの自動車生産が水準を切り上げる見通しである。世界経済の減速が一服して輸出が反転してくるにつれて、東海地域の景気も持ち直しの動きが広がってくるだろう。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米中景気の先行き、欧州の財政金融危機の行方、世界的な追加金融緩和による株高の持続力

  • 企業活動~新政権の政策期待による円安・株高の影響、大型の補正予算、中国などアジア向け輸出の動向

  • 家計~雇用・所得環境の先行き、冬のボーナス減の影響、株高が個人消費に与える影響


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