グラフで見る東海経済(2013年2月)
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2013/02/26
エコノミスト 内田俊宏


【今月の景気判断】


東海経済は、足元で持ち直しの動きがみられる。自動車の増産を背景に12月の生産は2ヶ月ぶりに増加し、海外景気の加速により輸出も持ち直している。雇用環境も新規求人などで改善の動きがみられる。賃金の減少を背景に個人消費が一進一退で推移するなど内需に弱さは残るものの、円安・株高により、業績が急回復する企業もあり、景気の先行きに対する期待感が高まっている。
今後は、世界経済の回復ペースの高まりなどを背景にトヨタグループが4月以降の生産計画を当初計画より1割程度増産するほか、2012年度の補正予算における公共投資の増額が見込まれ、景気の下支えとなることが予想される。東海の消費者マインドも急回復しており、景気は持ち直し傾向を続けるだろう。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米中景気の先行き、世界的な追加金融緩和による株高の持続力、TPP参加交渉の行方

  • 企業活動~アベノミクスによる円安・株高の影響、大型の補正予算の執行、中国などアジア向け輸出の動向

  • 家計~雇用・所得環境の先行き、株高が個人消費に与える影響、円安に伴うガソリン高などの輸入物価上昇


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