グラフで見る東海経済(2013年3月)
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2013/03/26
エコノミスト 内田俊宏


【今月の景気判断】


東海経済は、持ち直している。自動車生産の大幅増により、1月の生産は2ヶ月連続で増加し、海外景気の緩やかな回復により輸出も2ヶ月連続で持ち直している。雇用環境は新規求人、有効求人ともに改善している。賃金の減少は続いているが、株高を背景に高額消費が回復基調を続けており、内需に底堅さも見えている。円安により業績が回復する企業も増えており、景気の先行きに対する期待感は引き続き高い。
今後は、世界経済の回復ペースの高まりなどを背景にトヨタグループの4月以降の生産が堅調に推移するほか、2012年度の補正予算における公共投資の増額が見込まれ、景気の下支えとなることが予想される。高水準の自動車生産により所定外給与の増加が見込まれる上、今春闘におけるトヨタグループの定昇維持と一時金の満額回答も消費の追い風になる。消費者マインドも高止まりし、景気は持ち直し傾向を続けるだろう。


【当面の注目材料】



  • 世界景気~米中景気の先行き、世界的な追加金融緩和による株高の持続力、TPP交渉の行方

  • 企業活動~アベノミクスによる円安・株高の影響、大型の補正予算の執行、中国などアジア向け輸出の動向

  • 家計~雇用・所得環境改善の広がり、株高が消費に与える影響、円安に伴う食品・エネルギー等の物価上昇


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